LRM調査、AI利用方針なしの職場で「シャドーAI」54%

情報セキュリティ支援を手掛けるLRMは2026年10月30日、職場の生成AI利用と管理状況を調べた「AI活用と組織のガバナンスに関する実態調査」の結果を発表した。会社が把握していない個人契約のAIアカウントを仕事に使う「シャドーAI」は、AI利用の方針や指示が特にない組織の回答者で54.0%だった。方針を示す組織の17.5%と比較して約3倍に当たる。
調査は2026年9月8〜11日にインターネットで実施。対象は20〜59歳の会社員、公務員、経営者のうち業務でAIを使う1080人で、AIを使っていない人は含まれない。LRMは「シャドーAI」を、会社が把握していない私的契約の個人アカウントによる業務利用と定義しており、組織アカウントとの併用も含めている。全体では24.0%、259人が該当した。
方針がない職場で高い利用割合
組織がAI利用を積極的または比較的推奨している場合は15.8%、制限している場合は23.2%。方針を知らない・分からない回答者では59.2%に達した。また、ルールやガイドラインがある組織では13.1%、ない組織では32.5%だった。単に禁止するか推奨するかだけでなく、何が認められているかを明示し、現場に伝えることが課題として浮かぶ。
社員のAI利用を調査やログなどで可視化・把握する仕組みがあると答えた人は40.2%。その組織でのシャドーAI利用割合は12.0%で、仕組みがない組織の33.9%を下回った。AI利用を推奨する組織に限っても11.4%対23.0%、制限する組織では14.8%対27.6%と差が見られた。これは回答者が認識する職場の状況別の比較であり、監視の導入だけで利用が減ったと断定はできない。
AIに任せる業務の範囲にも違い
個人アカウントを会社に把握されず使う259人のうち、成果物の大部分をAIに任せて確認・修正する人と、一連の作業をAIエージェントに任せる人の合計は30.9%。組織発行のアカウントのみを使う516人では16.5%だった。AIへの依存度が高いほど、入力する情報や処理する業務の範囲が広がり得る一方、実際に情報漏えいが発生した件数を示す調査ではない。
AI利用をためらった理由では、ためらいがあった713人のうち36.9%が「機密情報・個人情報を入力してよいか不安だった」を挙げた。LRMは、利用実態の把握、方針の明文化、組織管理のアカウントを基本とした運用などを提案している。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)も2026年の組織向け情報セキュリティ10大脅威で、AIの利用をめぐるサイバーリスクを3位に挙げた。
調査結果の読み方と企業の課題
注意したいのは、今回の割合を日本企業全体の普及率として扱えない点だ。回答者はAI利用者に限定され、年代・性別による補正も行われていない。組織の方針や管理体制の有無も本人の認識に基づく。したがって、数値はAIを使う人の間で見られた関連を示すもので、方針の欠如が直接シャドーAIを引き起こしたと証明するものではない。企業には、利用の可否だけでなく入力情報、承認手順、記録の扱いを具体化する判断材料となる。
みんなの反応
55件ルールがないと現場判断になるのは分かる
54%って想像以上に多くてびっくりした
まず会社が使えるAIを用意してほしい
禁止だけだと逆に隠れて使われそう
個人契約のAIに社内情報を入れるのは怖い
業務効率が上がるなら管理の仕組みも必要
うちの会社、方針があるのかすら知らないw
推奨するなら利用範囲まで決めてほしい
ログ管理とプライバシーの両立が難しそう
AIを使う人だけの調査なのは大事な点
日本企業全体の54%じゃないんだよね
会社アカウントが遅くて個人版を使う人もいそう
まず何を入力しちゃダメか明確にして!
個人アカウントの併用も対象なんだ
便利さと情報漏えい対策は別の話だな
AIの利用を全面禁止するのは現実的かな
管理者側もAIの仕組みを勉強しないと
調査の因果関係までは分からないのね
社内の承認フローが面倒すぎる問題もある
AIの使い方を研修で共有してほしい
ルールを作るだけでなく周知が重要そう
社内チャットにAIの相談窓口が欲しい
数字を見てすぐ監視強化は違う気もする
個人版と法人版で使い勝手が違うこともある
情報を匿名化してから入力する運用が必要
可視化あり12%はかなり差が出てるね
禁止と推奨で数字が違うのが興味深い
業務で使っていいモデルを一覧にしてほしい
会社の方針が分からない人も多いんだな
監視されすぎると逆に使いにくそう…
管理画面があれば全部解決するわけじゃない
個人の課金を会社が補助する制度もありかも
AIエージェントまで使う人が増えてるのか
作業の大半を任せるなら確認責任も重い
データ持ち出しの線引きが一番難しそう
小さい会社ほど整備に時間がかかりそう
ルールなしで現場任せはリスク高いよね
便利だからこそ利用履歴を残したい
社内AIが使いにくいと結局別を探すよね
数字は職場ごとの回答者の認識なんだね
ガイドラインを読んでも具体例がないと困る
営業資料と顧客情報で扱いを分けたい
部署によって必要なAIが違うのも悩み
使わない選択肢も尊重してほしいな
管理されてるAIなら安心というわけでもない
AIへの入力内容を確認する仕組みは欲しい
54%の分母が何かを理解して読むべき
まず社員への聞き取りから始めるのが良さそう
業務効率化の成果も合わせて調べてほしい
可視化と利用率の関係は今後も追ってほしい
個人契約が悪いというより運用の問題かも
情報セキュリティ担当の負担が増えそう
社内で使えるプロンプト例もあると助かる
承認済みツールがすぐ分かるページが欲しい
うちも来週からルールを確認してみるか
一致する反応はありません。
情報元
- prtimes.jp リンク先:prtimes.jp
- www.ipa.go.jp リンク先:www.ipa.go.jp
- lrm.jp リンク先:lrm.jp











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