TDKが網膜投影スマートグラスを展示、薄型ミラーに期待と課題

記事のイメージ:TDKは10月13日開幕のCEATEC 2026で、厚さ150ナノメートルの透明ミラーを使った網膜投影スマートグラスを展示

TDKは10月13日、千葉・幕張メッセで開幕した「CEATEC 2026」で、映像を網膜に直接投影するスマートグラスの試作機を展示した。透明な超薄型ミラーをレンズに組み込み、従来の網膜投影方式で目立っていた曲面ミラーを置き換える技術として注目される。

厚さ150ナノメートル、可視光透過率80%

TDKが開発した「メタオプティクスミラー」は、ナノサイズの反射体で光の向きを制御する。厚さは150ナノメートル、可視光透過率は約80%。網膜に映像を届ける一方、向かい合う相手には表示内容が見えにくい構造だという。展示された試作機はモノクロ表示で、一般販売は始まっていない。

カラー化と量産は今後の課題

TDKは数年以内にフルカラー対応の実証と量産化を目指す。既存のスマートグラスで課題となる見た目や光学部品の複雑さを改善する狙いがあるが、製品化の時期や価格は確定していない。10月13日の会場取材では体験コーナーに行列ができたと報じられている。

海外では視線位置や装着性を議論

展示前の10月3〜4日、RedditのAR関連コミュニティでは、技術的な期待に加え、映像を見られる眼の位置の狭さや眼鏡のつるに投影装置を収める難しさが指摘された。こうした懸念は投稿者の見解であり、今回の試作機で問題が確認されたという意味ではない。

みんなの反応

9件

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  1. 来週のCEATECで見てきます。(Reddit・10月3日)

  2. ぜひ!これが網膜への直接投影なら、ものすごく大きな進歩だと思う。(Reddit・10月4日)

  3. 面白そう。カラー表示もできるのかな?ミラーならできそうだけど、メタマテリアルという点が気になる。(Reddit・10月3日)

  4. 波長ごとに異なる構造が必要だと思う。実現にはしばらく時間がかかりそう。(Reddit・10月3日)

  5. North Focalsに似た発想だね。眼の位置の許容範囲がとても狭く、まつ毛が映像に入り込むこともあった。うまく解決しているといいけど。(Reddit・10月3日)

  6. レーザースキャン方式には課題が多い。視線追跡などとの組み合わせが必要で、本格的な量産にはまだ時間がかかると思う。(Reddit・10月3日、投稿者の見解)

  7. でも、なぜこれはVRDではないの?(Reddit・10月4日)

  8. 特許を確認したら自分が間違っていた。これは確かにレーザースキャン方式の網膜投影だ。最初に資料をきちんと読まず申し訳ない。(Reddit・10月4日)

  9. プロジェクターを眼鏡のつるに置くなら、電池や電子回路はどう収めるんだろう?小さな形にするのも難しそう。(Reddit・10月3日)

情報元

#TDK, CEATEC 2026, スマートグラス, 網膜投影, メタオプティクスミラー, AR

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